翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

親父布子鳶握 3巻 - 翻刻

親父布子鳶握 3巻 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

けふ【別本で確認】ばかりおふきに やすきあそひにて きんじよのものふたり つれにてつりにゆくを 見て喜兵へもつれたち ゆき三百の舟ちん ひとりまへか百つゝ しな川のおきへ ゆきついに はなしにも きかぬ事 喜兵へおふ きな事 ぶりをつり あげみな〳〵 きもをつぶし けり百のわり合 にてぶり一本 つりあけしより 百ぶりとて 此所へおび たゝしく つりにゆき はやりけり又 おきづりの きらいのものは その百ぶりと いふなにておか つりかでき【百鰤を釣ってくると言って女漁り(陸釣り)ができるので。品川には遊廓がある。】 殊之外 はやり けり きばの おやぢで あア つかも ない 【この本では完全に破れているが、別本には右ページの舟の下に船頭の台詞がある。】 うつ ちやつ て おき な さい た網【たも=手網】  を やり  ま せう【そのままでいてください、手網であげましょう】