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いつくよりの人にてましませはこのやまにたゝ
ひとり御まいり候やらんとの給へはかのねうはうかほ
うちあかめて申やうわれはきこくのものにて候
ほとに人をもつれ候はす候との給へはちう将この
三七日こもりまいらせ候也こん夜のしけんにけさみ
たてまつらん女はうをふさいとたのめとの御をしへ也
ほとけの御はからひとしてなにかくるしく候へき御
とも申候はんとの給へはこんつ女はきこしめし
わらはかすみかと申はふつほうもなし人もなしか
やうにおそろしきところへわたらせ給ふへきやと
申されけれはちうしやうおほせはさる御事にて
候へとも心しつかに物かたり申てきかせ申候へし
とてこしよりあふきをとり出しこのあふきを
みそめしよりみぬこひにまよひすてにいのちうせ
なんとせしに御身の事を人の物語せしにすこし
なくさみてさくらをかさす春よりも雪ふるとしの
くれまてもふつしんにかんたんのくたきみをいた
つらになしきせひ申せし事はかた時もおこたら
すふつしんもあはれとやおほしめしけん御みに
あひたてまつる事も仏しんの御はからひなり
心つよくわたらせ給ふかとてあふきをみせ給へは
こんつ女申させ給ふやうわれくらまへまいりしに