Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5331 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5331 (1) - ページ 14

ページ: 14

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いつくよりの人にてましませはこのやまにたゝ ひとり御まいり候やらんとの給へはかのねうはうかほ うちあかめて申やうわれはきこくのものにて候 ほとに人をもつれ候はす候との給へはちう将この 三七日こもりまいらせ候也こん夜のしけんにけさみ たてまつらん女はうをふさいとたのめとの御をしへ也 ほとけの御はからひとしてなにかくるしく候へき御 とも申候はんとの給へはこんつ女はきこしめし わらはかすみかと申はふつほうもなし人もなしか やうにおそろしきところへわたらせ給ふへきやと 申されけれはちうしやうおほせはさる御事にて 候へとも心しつかに物かたり申てきかせ申候へし とてこしよりあふきをとり出しこのあふきを みそめしよりみぬこひにまよひすてにいのちうせ なんとせしに御身の事を人の物語せしにすこし なくさみてさくらをかさす春よりも雪ふるとしの くれまてもふつしんにかんたんのくたきみをいた つらになしきせひ申せし事はかた時もおこたら すふつしんもあはれとやおほしめしけん御みに あひたてまつる事も仏しんの御はからひなり 心つよくわたらせ給ふかとてあふきをみせ給へは こんつ女申させ給ふやうわれくらまへまいりしに