翻刻
【右丁】
一種 白こやばら
枝葉(ゑたは)野薔薇(やしやうひ)と同(おなしう)して
花(はな)大に千弁(やゑ)白色なり草(さう)
木識(もくし)に白剪絨(はくせんじう)長条(てうじやう)多(おほく)
剌(とけ)【注】甚(はなはた)尖銛(せんくわつ)《振り仮名:可_二植_レ之以茨|これをうえてもつて》
《振り仮名:墻_一|しゝやうとなす》花千弁《振り仮名:如_二薔薇_一|せうひのごとく》亦(また)
《振り仮名:名_二白薔薇_一|はくせうひとなづく》
【左丁】
一種 さくらはら
葉(は)大(おほい)にして五葉(ごやう)をなし
花(はな)単弁(ひとへ)淡紅色(うすあかいろ)にて形(かたち)桜(わう)
花色(くはしよく)の如(こと)し
【版心の中央部に記載あり】
さくらはら
【注 「剌」は「草木識」からの引用のため原本ママ。 確認資料:『灌園草木識6巻』(写本) ①国立国会図書館デジタルコレクション 23コマ 三~五行目(永続的識別子=info:ndljp/pid/2536522 明陳正學撰 江戸寫) ②東京大学駒場図書館所蔵 資源科学研究所旧蔵本草書コレクション 22コマ 三~五行目(資料番号=3002926693 (明)陳正學著 山村三秀 [写] 天保5 [1834]年)】