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みぬかくて御ほうし【法事】によろつとりもちてせさせた
まふことのきこえをのつからかくれなけれはおほいとの
なとにもきゝ給ひてさやはあるへきなと女かたの心あ
さきやうにおほしなすそわりなきやかのむかし
の御心あれはきんたちもまうてとふらひ給ふす行【注①】
なと殿よりもいかめしうせさせ給ふこれかれ【注②】もさま〳〵
おとらし給へれはときの人のかやうのわさにお
とらすなむありける宮はかくてすみはてなんと
おほしたつことありけれと院に人のもらしそうし
けれはいとあるましきこと也けにあまたとさまかう
【注① 字面からは「修行」に思えるが、文意からは「誦経」か。】
【注② あの人この人。】