Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 111

ページ: 111

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りわつらふ殿はひんかしのたいのみなみおもてを わか御かた【方】かりにしつらひてすみつきかほ【注①】におは す三条殿には人〳〵にはかにあさましうなり給 ぬるかないつのほとにありし事そとおとろき けりなよゝか【注②】にお[か]しはめる【注③】ことをこのましからすお ほす人はかくゆくりか【注③】なることそうちましり【注④】給 けるされととしへにけることをことなくけしきも もらさてすくし給けるなりとのみおもひな してかく女の御心ゆるひ給はぬとおもひよる 人もなしとてもかうても【注⑤】宮の御ためにそいとをし 【注① 住み着き顔=住み着いたような顔。住み慣れ顔。】 【注② 態度が弱弱しくものやわらかなさま。】 【注③ 「おかしばむ」=おもしろい様子をしている。趣深く見える。】 【注③ 無遠慮で気兼ねしないさま。】 【注④ 交ざっている。】 【注⑤ 「とてもかくても」の音便形。いずれにせよ。】