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つみゆるしつへくあさやかににほひをちらし給へ
りもの思ひしらぬわか人のほとにはた【注①】おはせすかた
ほ【注②】なる所なうねびとゝのほり【注③】給へることわりそかし
女こそなとかめてさらんかゝみを見てもなとかをこ
ら【注④ここに注記を書きます】さらむとわか御こなからもおほす日たけて殿に
はわたり給へりいり給ふよりわか君たちすき
〳〵【注⑤】うつくしけにてまつはれあそひ給女君は
帳のうちにふし給へりいり給へれとめも見あはせ
給はすつらきにこそはあめれと見給ふもことはり
なれとはゝかりかほ【注⑥】にももてなし給はす御そ【衣】をひき
【注① やはり】
【注② かたほ=未熟】
【注③ 十分に成長して調和がとれる。】
【注④ おごる=格別上だと思う。】
【注⑤ すぎすぎ(次次)=つぎつぎ。】
【注⑥ 憚り顔=いかにも遠慮している様子。】