Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 130

ページ: 130

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ひてもしはし【注①】はなさけはまむ【注②】よつかぬありさまの いとうたてあり【注③】又かゝり【注④】とてかきたえ【注⑤】まいらすは人 の御名いかゝはいとおしかるへきひとつにものをおほし ておさなけなるこそいとおしけれなとこの人をせ め給へはけにとも思ひみたてまつるもいまは心くるし うかたしけなうおほゆるさまなれは人かよはし給 ぬりこめの北のくちよりいれたてまつりてけりい みしうあさましうつらしとさふらふ人をもけにかゝ る世の人の心なれはこれよりまさるめをもみせつへかり けりとたのもしき人もなくなりはて給ぬる 【注① 少しの間。しばらく。】 【注② 情けばむ+助動詞「む」=情けありげにふるまおう。】 【注③ うたてあり=いやだ。困ったことだ。】 【注④ このようだ。】 【注⑤ 搔き絶え=ふっつり途切れる。】