Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 131

ページ: 131

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御身をかへす〳〵かなしうおほすおとこはよろつにおほし しるへきことはりきこえしらせことの葉おほふあは れにもおかしうもきこえつくし給へとつらく心つき なしとのみおほいたりいとかういはんかたなきものに おもほされける身のほとはたくひなうはつかしけれ はあるましき心のつきそめけんも心ちなく【注①】くやし うおほえ侍れととりかへすものならぬなかになに のたけき御名にかはあらむいふかひなくおほしよ はれ思にかなはぬとき身をなくる【注②】ためしもはへな る【注③】をたゝかゝる心さしをふかきふちになすらへ給て 【注① 不注意である。】 【注② 身を投ぐる。】 【注③はべなる=「侍る」+伝聞・推量に助動詞「なり」の「はべる」➝「はべんなり」の「ん」が表記されない形「はべなり」の連体形。あるらしい。】