Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 133

ページ: 133

翻刻

さまにうちたのみとけ給へるさまを思いつるもわか 心もていとあちきなうおもひつゝけらるれはあなか ちにもこしらへきこえ給はすなけきあかし給ふつ かうのみしれかまし【注①】うていていらんも【注②】あやしけれはけふ はとまりて心のとかにおはすかくさへひたふるなるをあ さましと宮はおほいていよ〳〵うとき【注③】御けしきの まさるをおこかましき御けしきかなとかつは【注④】つら きものゝあはれなりぬりこめもことにこまかなる ものおほふも【多うも】あらてかう【香】の御からひつ【唐櫃】みつし【御厨子】なと はかりあるはこなたかなたにかきよせてけちかう【注⑤】 【注① 「痴れがまし」=馬鹿げている。】 【注② 出で入らんも=出入りするのも】 【注③ 疎き=冷淡な】 【注④ 且は=一方では。】 【注⑤ 気近う=親しみやすく。うちとけている。】