← 前のページ
ページ 135 / 156
次のページ →
翻刻
かういみし く(う)【左に「ヒ」と傍記】おとろへにたるありさまをしはしにて
も見しのひなんやとおもふもいみしうはつかしう
とさまかうさまにおもひめくらしつゝわか御心をこし
らへたまふたゝかたはらいたうこゝもかしこも人の
きゝおほさむ事のつみさらむかたなきにおりさへ
いと心うけれはなくさめかたきなりけり御てうつ
御かゆなとれいのおましの方にまい れ(れ)【「れ」の中に「ヒ」と記入】り色こと
なる御しつらひもいま〳〵しきやうなれはひんか
しおもて【東面】は屏風をたてゝもや【母屋】のきはにかう
そめ【香染】の御き丁【几帳】なとこと〳〵しき【注】やうにみえぬもの
【注 仰々しき】