Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 136

ページ: 136

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ち ん(むイ)【沈】の二か い(ひイ)【注①】なとやうの物たてゝ心はへありてしつら ひたりやまとのかみのしわさなりけり人〳〵もあさ やかならぬ色の山ふきかいねり【注②】こきゝぬ【濃き衣】あをに ひ【注③】なとをとかくまきらはして御たい【注④】はまいる女 ところ【注⑤】にてしとけなく【注⑥】よろつのことならひたる宮 のうちにありさま心とゝめてわつかなるしも人 をもいひとゝのへこの人ひとりのみあつかひお こなふかくおほえぬやむことなきまらうと のおはするときゝてもとつとめさりけるけ いし【家司】なとうちつけに【注⑦】まいりまところ【政所】なといふかたに 【注① 二階=棚の二段ある厨子で扉のないもの。ここに注記を書きます】 【注② 搔練り(カキネリの音便形)=練って糊を落し、柔らかにした絹布。多く紅色らしい。】 【注③ あをにび(青鈍)=染色の名。青味ある薄墨色。また、やや黒味のある縹色ともいう。多く仏事の衣服・調度・紙に使う。】 【注④ 御台=貴人の食膳。】 【注⑤ 女所(おんなどころ)=女ばかりが住んでいる所。】 【注⑥ 気楽な感じである。】 【注⑦ 突然に】