Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 137

ページ: 137

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さふらひていとなみけりかくせめてもすみなれかほ【注①】につく り給ほと三条殿かきりなめりとさしもやはとこそか つはたのみつれまめ人【注②】の心かはるはなこり【注③】なくなときゝ しはまことなりけりと世を心みつる心ちしていかさまに してこのなめけさ【注④】をみしとおほしけれは大殿へかたゝ かへん【方違へん】とてわたり給にけるを女御のさとにおはする ほとなとにたいめ【注⑤】し給てすこしものおもひはるけ 所【注⑥】におほされてれいのやうにもいそきわたり給はす 大将殿もきゝ給ふてされはよいときうにものし 給本上なりこのおとゝもはた【注⑦】おとな〳〵しう【注⑧】のと 【注① 「住み馴れ顔=住みなれていること、またそのさま。】 【注② 堅物(かたぶつ)】 【注③ 心に残ること】 【注④ なめげさ=無礼な言。】 【注⑤ たいめん(対面)の「ん」を表記しない形】 【注⑥ 思いを晴らすことができる場所】 【注⑦ はた=やはり】 【注⑧ まことに大人らしい。】