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しうあはめ【注①】うらみ申給へはなに事もいまはと見
あき給にける身なれはいまはたなをるへきにもあらぬ
をなにかはとてあやしき人〳〵はおほしすてすは
うれしうこそはあらめときこえ給へりなたらかの御
い ら(ら)へやいひもていけはたか名かおしきとてしゐて
わたり給へともなくてその夜はひとりふし給
へりあやしう中空なる こ(こ)【左に「ヒ」と傍記】ろかなとおもひつゝ
君たちをまへにふせ給てかしこにまたいかにおほ
しみたるらんさまおもひやりきこえやすから
ぬ心つくしなれはいかなる人かやうなることおかしう
【注① 淡め(あわめ)=相手を厚い深い心が無い人だと思い取って軽蔑する。】