← 前のページ
ページ 144 / 156
次のページ →
翻刻
をおもひいてたるけしきなりまいりなれにた
る心ちしてうゐ〳〵しからぬにさも御らんしゆる
さすやあらんなとはかりそかすめ給ふ御かへりい
ときこえにくゝてわれはさらにえかくましとの
たまへは御心さしもへたてわか〳〵しきやうに
せんしかき【注】はたきこえさすへきにやはあつま
りてきこえさすれはまつう き(ち)【左に「ヒ」と傍記】なきてこうへ【故上】お
はせましかはいかに心つきなしとおほしなからつみ
をはかくい給はましと思いて給になみたのみつら
きにさきにたつ心ちしてかきやり給はす
【注 宣旨書き=宣旨は天皇の言葉を代書したものであることから、一般に代筆すること。また、代筆した書状。】