Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 146

ページ: 146

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く心よからぬ御けしきあくかれまとひ【注①】給ほと大殿 の君はひころふるまゝにおほしなけくことしけし 内侍のすけかゝる事をきくにわれをよとゝも【注②】 にゆるさぬものにの給なるにあなつりにくき 事もいてきにけるをと思ひてふふみ【ママ】なと はとき〳〵たてまつれはきこえけり    かすならは身にしられまし世のうさを 人のためにもぬるゝ袖かななまけやけし【注③】と は見たまへとものゝあはれなる程のつれ〳〵にかれ もいとたゝにはおほえし【覚えじ】とおほすかた心【注④】そ 【注① あくがれまどふ(憧れ惑う)=すっかり心を奪われて夢中になる。】 【注② 世と共=つねづね。】 【注③ 「なま」は接頭語。なんだかわずらわしい。】 【注④ 片心=わずかな関心。】