Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 24

ページ: 24

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なくねもたきのをともひとつにみたれてえんな るほとなれはたゝあり【注①】のあはつけき【注②】人たにね さめ【寝覚め】しぬへき空のけしきをかうし【格子】もさなから入かた の月【注③】の山のはちかきほととゝめかたうも さ(の)【「さ」の左に「ヒ」と傍記】あはれ なり猶かうおほししらぬ御ありさまこそかへりては あさう御心のほとしらるれかう世つかぬまて【注④】しれ 〳〵しき【注⑤】うしろやす き(さ)【「き」の左に「ヒ」と傍記】【注⑥】なともたくひあらしと おほえ侍るをなにことにもかやすき【注⑦】ほと【注⑧】の人こそか かるをはしれものなとうちわらひてつれなき心 もつかうなれあまりこよなく【注⑨】おほしをとし【注⑩】たるに 【注① 普通の。】 【注② 軽々しい。】 【注③ いま没しようとする月。】 【注④ 世間しらずで。】 【注⑤ とぼけていて】 【注⑥ あとは安心だと感じる。】 【注⑦ 何の気遣いもいらない。】 【注⑧ 身分。】 【注⑨ 格段の違いで。】 【注⑩ おぼしおとし(思し落し)=人より軽くお思いになる。】