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人〳〵きこゆ る【左に「ヒ」と傍記】れと御身のうきまゝにをくれきこえ
しとおほせはつとそひ給へり大将殿はこのひるつ
かた三条殿におはしにけるこよひたちかへり給はんに
ことしもありかほにまたきにきゝくるしかるへしな
とねんし給ていと中〳〵としころの心もとなさ
よりもちへに物おもひかさねてなけき給北方は
かゝる御ありきのけしきほのきゝて心やまし
ときゝゐ給へるにしらぬやうにてきんたちもて
あそひまきらはしつゝわかひるのおましにふし給へり
よひすくるほとにそこの御かへりもてまいれるをかく