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はいとなむくるしきかねてよりならはし給はてと
かうち【ママ 「かこち」ヵ】給もにくゝもあらすにいかにとおほすはかりには
なに事かみゆらんいとうたてある御心のくまかなよ
からすものきこえしらする人そあるへきあやしうもと
よりまろをはゆか【別本は「る」】さぬそかし猶みとりの袖のなこ
りあなつらはしきにことつけてもてなしたてまつ
らむと思やうあるにやいろ〳〵きゝにくき事ともほ
のめくめりあいなき人の御ためにもいとをしうなと
の給へとつゐにあるへきことゝおほせはことにあらか
はす大夫のめのといとくるしときゝてものきこえ