Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 91

ページ: 91

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もたとるましうおはする一条の宮はみちなり けりいとゝうちあはれてひつしさるのかたくつれた るを見いるれははる〳〵と【注①】おろしこめて【注②】人かけもみ えす月のみやり水のおもてをあらはにすみなし たるに大納言こゝにそあそひなとし給ふおり 〳〵をおもひ出給ふ    みし人のかけすみはてぬ池水に ひとりやともる【宿守る】秋の夜の月とひとりこちつゝ とのにおはしても月をみつゝ心は空にあくかれ給 へりさも見くるしうあらさりし御くせかなとこた 【注① ずーっと一面に】 【注② 「下し籠めて」=格子、蔀、御簾などをすっかりおろしてとじこめて。】