Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

. Japonais 180-181 - 翻刻

. Japonais 180-181 - ページ 243

ページ: 243

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下野(しもふさ)【しもつけヵ】の国(くに)阿曾沼(あそぬま)に住(すめ)る。阿曽(あそ)十郎/経邦(つねくに)。常(つね)に殺生(せつしやう)を好(この)み。此制止(このきんし)を聞(きく) といへども。六斉日(ろくさいにち)の憚(はゞがり)もなく。日々(ひゞ)に山林(さんりん)に遊(あそ)び。江川(かうせん)に出(いで)て。鳥類(てうるい)を射取(ゐとつ)て 上(うへ)なき楽(たの)しみとす。或時(あるとき)朝未明(あさまだき)より弓箭(きうせん)を携(たづさ)へ出(いで)て。山野(さんや)に猟(かり)し。多(おほ)く鳥(てう) 獣(しう)を獲(え)て。暮(くれ)に及(およ)んで帰(かへ)る道(みち)。沢水(さはみづ)の真菰(まこも)隠(がく)れに。番(つがひ)の鴛鴦(おしどり)。所得容(ところえがほ)に 遊(あそ)ぶを見(み)て。迚(とても)の家土産(いへづと)に是(これ)を得(え)てんと。弓(ゆみ)に矢(や)つがひ切(きつ)て放(はな)ては過(あやま)たず。鴛(おし)の 雄(をとり)の首(くび)を射切(ゐきつ)れば。雌(めとり)は驚(おどろ)き飛去(とひさ)りぬ。やがて射取(ゐとり)たる。鴦(おし)をも提(さげ)て家(いへ)に帰(かへ) れば。妻(つま)なるものこれを見(み)て。是は浅猿(あさし)き業(わざ)做(なし)給ひつれ。惣(そう)じて生(しやう)あるもの 死(し)を悲(かな)しむは。いづれ勝劣(まさりおとり)はあらぬ物(もの)から。中(なか)にも鴛鴦(えんわう)の契深(ちぎりふか)きことは。和漢(わかん) の文書(ふみ)にも屡(しば〳〵)見(み)え侍(はべ)る物(もの)を。ことさら今日(こんにち)は斉日(さいにち)なるに。雌(め)の悲(かな)しはいか計(はかり)。 又(また)公(こう)の制止(きんし)もあり。此世(このよ)後(のち)の世(よ)の罪(つみ)も恐(おそろ)しけれど。涙(なみだ)を流(なが)して怨(うらむ)れば。経邦(つねくに) うち笑(わら)ひ。惣(そう)じて魚鳥獣類(きよてうじゆるい)は皆(みな)これ人間(にんげん)食用(しよくよう)の備(そな)へなれば。殺(ころ)すとも いかでか罪(つみ)を得(え)ん。尤(もつとも)六斉日(ろくさいにち)彼岸(ひがん)なんど。皆(みな)天竺(てんじく)の制度(はつと)にて。日本神国(につほんしんこく)には