翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

化物昼寝鼾 2巻 - 翻刻

化物昼寝鼾 2巻 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

ばけものやしきのおくた【さ】しきへげいしやを とうしけれはすこしのことさへおやこはと びつくりするものにみこし入どうはじめ そのほかてしたのものぞろ〳〵といで びつくりすれば入どうみてとり おまへがたなんにもこはい ことはないなんとも いたしませぬふきやを【=吹矢のからくりを】 みるとおもへばすみ ますせう〳〵わたくし どもはぬしたちに おねがいかあり とうせいとやらいきとやら そのあとでめりやすも すこしけいこが いたしたいと くびをどう へおしこみ ければやう 〳〵とこゝろ おちつきみた ところがとれも やほななりたいがいに こじつけんとのみこみ しつふか【湿深=すけべえ】なざしき おゝ なま ゑい【大生酔い=酔っ払い】 より こゝろ やすく おもふ ばけ もの ども せうじ の すき より のぞく いやはや うつくしいは〳〵 てんとたまらぬ 【下段】 のこらず まつさかさになりたのめど かつはは【河童は】うつむくとみづが こぼれるゆへてばかりつく【手ばかりつく】 【踊り子の台詞】 おまへは ぜひ大つうに してあげやしやう 【見越し入道の台詞】 それは あり かたい 【狐の台詞】 みな〳〵あねさんがたの こわがらぬやうに しほのめを【潮の目を】 しませうぞ