翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

化物昼寝鼾 2巻 - 翻刻

化物昼寝鼾 2巻 - ページ 4

ページ: 4

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ばけ物はごくいんき【極陰気】なる物人のねるときを おき人のおきるときねりぬす人のひるね ばけ物のひるねは あてかあるゆへに うしみつごろをばけ物の につちうのことくかけめぐれは たまにてなぐさみにて めをさらのごとくにして よをひるに するものありばけ物は 日りんをおそれてひるは ひまでもなぐさみもでき ずあめのある日はひるでも ひのめなきゆへやぼに よみ【読みカルタ】などを うちちかころ うつ者が【人が?】やねふね【屋根船】 でめくり【巡り、遊覧?】をきゝつけ あめのふるひは たのしむをそのまね をしてつね 人かよいしめり だといふはちつと ふとゞきよみ【読みカルタ】 をうつにはやね をふくといへは【屋根を葺く(カルタ賭博を意味する隠語)】 あめにゑんか【厭が】 ありめくりはあめ にはつまらぬと ばけもの さへわらひ けり 大あたまの こぞうなかま のふれに きたり くわいじやうを みる ひるでも なるほと あめには でると いふはこの こそう なり 【小僧の台詞】 おぢさん あけて くん な 【雨の日に出現し、大頭で大きな笠をかぶっている小僧姿の妖怪は、現在では豆腐小僧と呼ばれている。『化物鼻がひしげ』では手に豆腐のようなものを持った姿でも描かれている。】