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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 19

ページ: 19

翻刻

【右丁】  からみは三の蹈竹一の木機一のふぐせ一のからみは六の蹈  竹に附る片足にて一二三四五六と順に蹈べし尚口伝あり    綺(いとにしき)織方 一筬一目に竪糸四本入る也是を四ッ入と云《割書:上糸二本|下糸二本》外に  からみ糸一本入て都合一目へ五本入るなり地合は平綾也  先右之方より糸を差初め下糸を二本一同に一の木ばたへ  引通し夫より一のふぐせへ引通し外の木機伏機へは引  通すに不及なり次に上糸を二本一同に二の木はた二  のふくせへ通し残りの一本のからみ糸をば一のからみの綾  取へ引通なり是にて筬の一ッ目の竪糸引通し終る筬二ッ  目以下幾よみにても仕方皆如此 一木機四枚耳糸木ばた二枚伏機四枚からみ糸ふぐせ  二枚合て綾取十二枚有之尤二所に分ち上糸下糸 【左丁】  をつるなり綾取の下へ麻糸を付置蹈竹へ結附る  竹の蹈方に随ひ綾わかる織前の綾取をふぐせ  と云弓にて釣る後の綾取を木機と云ろくろに懸  て釣るなり経たる竪糸を巻く木を𣚗と云木綿機  と違ひ経たる糸を糸を【注】先𣚗へ巻て夫より綾取へ  通して後に筬へ通す也夫より織なから巻木をつ  まきと云筬へ通し糸の端をつま木へ糊付して上  より紙にて張り乾上て糸の不動時に織始るなり  尤木機は上糸下糸にかきらすわなの上坪へ竪糸を  通し伏機は上糸下糸にかきらすわなの下坪へ引通  すへし何機にても綾取の通方は如此なり 一蹈竹六本内四本は地糸二本は耳糸之竹なり一の木  機ふくせは一の蹈竹へ附る二の木ばたふぐせは二の 【注 「糸を」一個衍ヵ。NDLの翻刻文には下の「糸を」に「マヽ」と傍記。「糸を」が重複して書かれているヵ】