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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 26

ページ: 26

翻刻

【右丁】    綸子(りんず)織方 一筬は幅一尺四寸三十よみにして一目へ一本さしの四ッ  入なり糸数四本入る但しからみ糸なし尤生糸也耳  糸八目位也 一糸は白き銀の能き糸にて極上の糸を用ゆ竪横とも  に生糸也横は三本引揃にて織る也織裏が表に成と  知べし織終て煉るに藁灰を用ゆ尤あくの加減に  口伝あり 一耳糸は五本位引揃の太き糸を用ゆ惣て何の機に  ても耳糸は太くするなり 一綾取十六枚《割書:木機八枚|ふくせ八枚》蹈(ふみ)竹八本別に一本休竹あり一の  竹に一の木機六のふぐせ二の竹に四の木ばた一のふぐ  せ三の竹に七の木ばた四のふぐせ四の竹に二の木ばた七のふ 【左丁】 ぐせ五の竹に五の木ばた二のふぐせ六の竹に八の木ばた  五のふぐせ七の竹に三の木ばた八のふぐせ八の竹に六の  木ばた三のふぐせ蹈方は片足にて一本つゝ順にふむなり 一耳糸は一目は一(下)【注】の糸木機ふぐせ次の糸(上)は三の木機ふぐせ  通ひ二目の一の糸(下)は五の木ばたふぐせ次の糸(上)は七の木ばた  ふぐぜへ通ひ三ッ目の一の糸(下)は二の木ばたふくせ次の糸(上)は  四の木ばたふぐせ四ッ目の一の糸(下)は六の木ばたふくせ次  の糸(上)は八の木ばたふぐせへ通すなり左右同し 一紋は一目掛と云又二目掛と云あり又一目半掛といふて  紋/模様(もやう)次第なり尤一目掛と云は筬目四本あれは四本  八本なれは八本すくふなり二目又一目半右に准して可知    縐紗(ちりめん)織方 一筬幅二尺三寸五十よみ糸は四ッ入あや取八枚蹈竹 【注 「糸」への付加文字と思われる「上」「下」は振り仮名として入力しています】