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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 32

ページ: 32

翻刻

【右丁】 一紋紗は三枚からみとて綾取木機三枚也又伏機も六  枚掛る竪糸の通方は一二三一二三順に通す伏機も同し  但し筬目へ三本つゝ入る也ふるひ綾取は三の綾取へ入  たる糸二本もちりて通す口伝 一惣てふるひの綾取懸る物はふるひの下をつと云なり  故につと印のあるを以て知べし立口とはふるひの綾  取を蹈上る事なり 一ふるひ口と云は向の木機ふみ上れはふるひの綾取返りて  上るをふるひ口と云右織方に立口一杼ふるひ一杼  と交せて織る又別の竹に外綾取を附置て蹈上る  故にふるひの綾取返る也蹈上け方は口伝 一蹈竹四本なり附方如左 【左丁】 【挿絵】    三─────一四    ─────一  ㋡立口─────一二三五六 ─────二    三─────一四    ─────三  ㋡立口─────二三四五六 ─────四  右蹈方は一二三四と順に蹈べし 一紋は花楼にて引なり紋のなき所の地は紗なり尚  条々口伝あり    羅紗(らしや)織方 一/綿羊(めんやう)の毛を刈り糸に製す然も此獣は我邦にまれ  なる物なり又綿羊の飼方毛の切様に習あり口伝と  す先此国にては狐狸の毛を用ゆ其外の獣と用られ