翻刻
【右丁】
一糸の打/縮(しめ)は如前文(まへのことし)
一色組は前の方に萌木紺向の方に白二筋左に紺萌木
右の方白二筋此三色なり二色の時は紺白と一ッ交に
仕懸る縄目仕掛は前と向は白也右と左は紺なり諸
打の仕懸は前の方は紺向の方は白右の方は紺と白左
の方同し
一四角の八ッ打は常の八ッ打の如く仕懸て二本越に打なり
四ッ打
一糸数四筋前一筋向一筋左右一筋宛なり一筋越に打
三ッ打
一糸数三筋に打なり
松皮打
一糸数八筋なり初一本越にて左へ打次に越たる糸共に
【左丁】
二本越右より左へ廻り打幾辺も同し
一糸七筋或は九筋にても打なり九筋の時は三本越なり尤越
させたる糸共に三筋越なり
一糸の色は紺白白紺紺白白紺と懸る
籠打
一糸二本にて石/畳(たゝみ)に組上るなり此一本の糸は八ッ打か四ッ打
の糸を以て組べし
駿河打
一駿河打は平組の糸也然も前文に述(のぶ)る平/組(くみ)とは違ふなり
糸数は不定(さたまらさる)なり向へ結て前の方へ上下に糸を懸て左
右へ一本宛両方へ懸る組方は下糸を上に上け上糸を下
へさげ右/捻(よ)り左/捻(よ)りに成る様(やう)に幾本(いくほん)にても組て左右
の糸を取り違て上下の糸の間へ通し懸る如此(かくのことく)幾辺(いくへん)も組