翻刻
山林払下
乍恐奉申上候
一樋口御林 六ケ所
古木共
代金四拾四両也 藤村与次左衛門へ売渡金
内金九両 右与次左衛門御山返山ニ付
内金弍拾六両 辰年同人江相渡
樋口御山為木代
御山方御役所へ茂兵衛ヨリ上納仕候
内金弐両 右御山返山ニ付取扱方誰費入用
〆金三拾七両
引残而金七両也
右残金与次左衛門江相渡可申心得ニ而相懸合申候処
同人御山売渡候節後置候観定証文此度持参
無之候ニ付当月中旬熊三郎方へ罷越証文面
取調示談之上金子相渡可申対談相済候ニ付
此段御届申上候以上
北原村
引立人
茂兵衛㊞
未四月 原熊三郎㊞
原布吾
代印
御山方
御役所様