翻刻
【右頁上段】
あるか中に■■■おは■はことし四十
九になりけるか三庄大夫といふひけお
やちか所へゑんをむすひつけ給へは
吉日をゑらみゆひのふかすむと
ぢきによめ入のしたく
三庄大夫はかくしや
くとしていつ
かなわかいもの
はそつちの
けてはな
むこのきとり
になつてくろ
あふらをつけて
しらかをかくしせい
たいをぬつてはけあたま
をかくすとはほんにあきれはてると
女とものひやうばん
けふこんれのさかつき事かすみ七つ
めのさとひらき■おめてたい事か
かさなつてはやその
つきとりおなかゝほ
てれんとなり茶の
みともたちのなかま
はずれとうき
なたちいま
時のちいさま
とと袋にゆ
たんかならぬと
はいつのむかしの
たとへやらほんに
おどけはらわた事たと
村や庄やとが大そい
■めてたいはし
とそなりに■■
【右頁下段】
四かいなみしつか
にて
【左頁上段】
三庄太夫かはなよめくわいたい
して初の月はふどう
そんの御うけとり
なり子を
こし
らへ給ふ事そのかたち
しやくぜうのことしとは
どうかうそらしい
よふなれとそこか
神仏のほうべん
にて不動そんこんから
せいたかをあいこにして
しやくしやうのかたちを
こしらへ給ふ花火はおてまへ
ものなれはふいこやすみの
おせわもなくおあつらへの
とをり丗日迄きつとてき
上りますなんとそこか
きめうてうらいの
ばなり
もちつとしんぼうしろ
御しるかできると
おめしに
するわ
【左頁下段】
ならしの 音がこんから〳〵と
いふぜちつとこんからかわらねへか
おらアさつきつから
うてか
おれる
やふだ