翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南漂記 - 翻刻

南漂記 - ページ 60

ページ: 60

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【右丁】 舞(まい)楽(たの)しむ躰(てい)遊山舟(ゆさんふね)にハ扠(さて)も結構(けつかう)なるものゆへにみな〳〵 目(め)を驚(おとろか)せり又王城の馬塲先(ばゝさき)辻々(つじ〳〵)に立君(たちきみ)あり是等(これら)も 皆(みな)絹(きぬ)ちりめんるいの品(しな)を着(ちやく)し暮過(くれすぎ)より紅粉(べにおしろい)を粧(いろど)り 立居(たちい)るてい尤(もつとも)晝夜(ちうや)とも繁昌(はんじやう)の地(ち)にて殊(こと)に諸国(しよこく)の舩(ふな) 着(つき)なれバ往来(わうらい)群衆(くんじゆ)をなし通(とふ)り筋(すぢ)ハ大道(たいどう)せましとみ へにける此国 遊藝(ゆふげい)にハ喇叭(らつハ)舞(まい)詩(うた)太鼓(たいこ)三味(さみ)琵琶(ひハ)皷弓(こきう) ありまた輕多(かるた)をもつて日々(にち〳〵)楽(たの)しむものあり碁(ご)将棋(せうぎ)琴(こと) かつてなし其圖(そのず)の大概(たいがい)爰(こゝ)にしるす 【左丁】  喇叭(らつぱ)   【喇叭の図、それぞれの図あり、以下略】  四絃琵琶(しけんのびわ)