翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南漂記 - 翻刻

南漂記 - ページ 59

ページ: 59

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【右丁】 をしるすなり 南漂記巻之三終 【左丁】 南漂記巻之四     花街 異国(いこく)にてハ遊女町(ゆふじよまち)を章臺(しやうたい)青樓(せいろう)花街(くわかい)といゝ日本にてハ 郭(くるハ)町内(てうなか)其外 所々(ところ〳〵)の地名(ちめい)あり此国にも傾城(けいせい)舩妓(ふなまんぢう)立君(たちぎみ) 有めい〳〵ハ漂流人(ひやうりうじん)のこと故(ゆへ)にかよふの場所(ばしよ)へハ立(たち)よらずといへ ど舩妓(ふなまんぢう)といふハ川口(かわくち)より城下(じやうか)へ續(つゝき)し堀々(ほり〴〵)へ毎夜(まいよ)きれい成 屋形舩(やかたふね)に硝子(ひいどろ)の障子(せうじ)玉(たま)の纲戸(あみど)細工(さいく)もの風鈴(ふうりん)朱(しゆ)の高欄(ろうらん) をつけ緞子(どんす)の幕(まく)をうち中にハ胡姫(げいしや)三味(さみ)胡弓(こきう)を引(ひき)客(きやく)を 待(まつ)躰(てい)少年(としわか)の人々(ひと〳〵)誘合(さそひあい)彼舟(かのふね)にのり酒(さけ)を呑(のみ)手拍子(てひやうし)をうち