東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

女大学 - 翻刻

女大学 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】 【上段】 打捨給(うちすてたま)ふべく候 仮(かり) にも気随(きずい)の色(いろ)をみ せ給ふべからす 第七人中にていか にも心をはえ〴〵 敷(しく)有(ある)べく候 然(さり)とて 余(あま)り口をきゝ高笑(たかわらひ) など見苦敷(みぐるしく)候 唯(たゞ) 男も女も物(もの)いひ過(すご) し候事悪く候口は是(これ) 科(とか)の門(もん)舌(した)は是 禍(わざはひ)の 【下段】 一 嫉妬(しつと)の心 努(ゆめ)〳〵発(をこす)へからず男(をとこ) 淫乱(いんらん)ならは諫(いさむ)へし怒怨(いかりうらむ)へからず 妬(ねたみ)甚(はなはだし)けれは其けしき言(ことば)も恐敷(をそろしく) 冷(すさましく)して却(かへつ)而夫 ̄ニ疎(うとま)れみかぎらるゝ 物也 若(もし)夫ふ義(ぎ)過(あやまち)有は我 色(いろ)を 和(やわ)らげ声(こへ)を和(やわらか) ̄ニして諫へし諫を 聞(きか)ずして怒らは先 暫(しばらく)止(やめ)て後(のち) ̄ニ夫 【右丁欄外左下】 八 【左丁】 【上段】 根(ね)と申事 実(づゝに)もと 思ひまいらせ候 郭公(ほとゝぎす)人も言ばの 多(おほ)かるは品すくな しと一 声(こへ)に鳴(なく) 【下段】 の心 和(やわら)きたる時又諫へし必 けしきをあらくしこへをい らゝげて夫 ̄ニ逆(さかひ)そむく事なかれ 一 言語(ことば)を慎(つゝしみ)て多(をふく)すべからず かりにも人を誹(そしり)偽(いつわり)を言べからず 人の謗(そしり)を聞事有は心 ̄ニ修(おさめて)人 に伝語(つたへかたる)へからず訕(そしり)を言伝(いゝつたふる)よりも