東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

女大学 - 翻刻

女大学 - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 【上段】 若狭(わかさ)の勾当(こうたう)も まいられ候 扨々(さて〳〵)能(よき) 御 慰(なぐさみ)にて御(ご)座候 越前綿(えちぜんわた)百把(ひやくば)加賀(かかの) 守様(かみさま)より御 到来(たうらい) 能登(のとの)守さまより 綸子(りんす)紗綾(さあや)越中(えつちうの)守 様より越後(えちご)ちゞみ 御 浴衣地(ゆかたち)御 染帷子(そめかたびら) 進(しん)ぜられ候 色(いろ)〳〵 美(うつく)しき御 模様(もやう) 【下段】 處也 自(みつから)かへりみて戒て改去へ し中にもちへの浅ゆへに五 の疾(やまひ)もおこる女は陰性(いんしやう)也陰は 夜 ̄ニ てくらしゆへに女は男 ̄ニ くら ふるに愚(をろか)にて目の前なるしか るへき事をもしらす又人のそ しるへき事をも弁(わきまへ)す我夫はか 【左丁】 【上段】 にて御座候 佐渡(さどの) 守さまより香具(かうぐ) 源氏(げんじ)御 哥(うた)かるた 是は此方(こなた)さまより御 望にて御 貰(もらひ)遊し 丹波(たんばの)守さまより丹(たん) 後嶋(ごしま)色羽二重(いろはぶたへ)但馬(たじまの) 守様より衣桁(いかう)御(ご) 膳臺(ぜんだい)御 湯桶(ゆたう)御 盥(たらい) しんぜられ候 因幡(いなばの)守様 伯耆(はうきの)守 【下段】 子の災(わさはひ)と成へき事をも知ら ず科(とか)もなき人をうらみいかり のろひ或(あるひ)は人を妬(ねたみ)にくみて 我みひとり立(たて)んと思へと人 ̄ニ 憎(にくま)れ疎(うと)まれて皆わがみの 仇(あだ)と成事を知らずいとはかな く浅(あさ)まし子をそだつれ《割書:共》