東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

女大学 - 翻刻

女大学 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁】 【上段】 必(かならず)高声(こはたか)に罵(のゝしり)給ふ べからず主(あるじ)などの 聞せ給ふ所にては 猶更(なほさら)口惜(くちを[し])く候いかに みめかたち美(うつくし)き 女房(にようぼう)も腹(はら)をたて たる顔(かほ)ばせはみに くき物にて候又 よまひ言(ごと)をもきく まじきものと思ひ 給はゞ里(さと)へ返(かへ)し候へ 【下段】 ては其家を出ざるを女の道(みち) とする事 古(いにし)へ聖人(せいじん)の訓(をしへ)也 若(もし)女の道 ̄ニそむき去(さら)るゝ時は 一生の恥(はぢ)也されは婦人 ̄ニ七 去(きよ) とてあしき事七有一には 嫜(しうとしうとめ)に 順(したがは)さる女は去(さる)べし二ッには子(こ)なき 女は去べし是(これ)妻(つま)を娶(めどる)は子孫(しそん) 【左丁】 【上段】 男も女も余(あま)り短(たん) 気(き)に候へば難義(なんぎ)も 出来(でき)召仕(めしつかは)れ候者も 退屈(たいくつ)あればよそへ 【下段】 相続(そうぞく)の為(ため)なれは也 然(しかれ)《割書:共》婦人の 心正(こころたゞ)しく行義(きやうき)能(よく)して妬(ねたむ)心なく は去ず《割書:共》同姓(どうせい)の子を養(やしなふ)へし或(あるい) は妾(てかけ) ̄ニ子あらは妻 ̄ニ子なく《割書:共》去 ̄ニ 及ず三には淫乱(いんらん)なれは去四には 悋気(りんき)ふかけれはさる五 ̄ニ癩病(らいびやう)な とのあしき疾(やまひ)有はさる六 ̄ニ多言(くちまめ) ̄ニ而