東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

女大学 - 翻刻

女大学 - ページ 8

ページ: 8

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【右丁】 【上段】 千秋万歳(せんしうばんぜい)を保(たも)ち 給ふべく候扨又 無(む) 念(ねん)の事をもさの み思ふべからず唯(たゞ)浮(うき) 世(よ)の有さまをつく 〴〵見聞給ひ心 をものどやかに過(すご)し 給はゞ行末(ゆくすへ)善(よき)事 のみにて有まいらせ候 つらけれど恨(うら)みんと はた思ほえずなほ 【下段】 の勤(つとむ)べき業を怠るへからずもし 嫜の令(をふせ)あらは慎行て背(そむく)べか らず万(よろづ)の事嫜 ̄ニ問(とふ)て其教に 任([ま]かす)べし嫜若 我(われ)を憎(にくみ)そしり給 《割書:共|》怒(いかり)恨(うらむる)る事なかれ孝(こう)を尽(つくし)て 誠(まこと)を以つかゆれば後は必(かならず)中(なか)能成(よくなる)者也 一婦人は別(べつ) ̄ニ主君(しゆくん)なし夫を主人と 【左丁】 【上段】 行末(ゆくすへ)を頼計(たのむばかり)ぞ 人の妻(め)の余(あま)りねた みの終(おは)りこそ二人の 恥(はぢ)をあらはしにけれ 【下段】 思ひ敬(うやまひ)慎て事(つかふ)べし軽(かろ)しめ侮(あなどる) べからず惣(そうじ)《割書:而(て)》は婦人の道は人 ̄ニ従(したがふ)に 有夫 ̄ニ対(たい[す])るに顔色(がんしよく)言葉遣(ことばつかひ)い【語尾の重複】 いんぎんに謙(へりくだり)和順(わじゆん)成べし不忍(いぶり) ̄ニ而(して) 不(ふ)順なるべからず奢(をごり)て無 礼(れい)成 べからず是女子 第(だい)一の勤(つとめ)也夫 の教訓(きやうくん)有は其 仰(をふせ)を叛(そむく)べからず