翻刻
寅歳新板目録奉御覧入候
【上段】
写昔男(むかしおとこにうつして) 通風伊勢者語(つうふういせものがたり) 上中下
道楽世界(どうらくせかい) 早出来(にはかのたんぜう) 上中下
楽和(たのしみは) 富多数寄砂(とんだすきさ) 上中下
敵討(かたきうち)梅(むめ)と桜(さくら) 上中下
ついぞない 金持曽我(かねもちそが) 袋入
追〳〵めづらしき新板差出申候間
おもとめ御らんの程奉希候
【下段】
芸者五人娘(けいしやごにんむすめ) 上下
地獄沙汰金次第(ぢこくのさたもかねしだい) 上下
豆男江戸見物(まめおとこゑどけんぶつ) 袋入
上手談義(ぜうずだんき) 袋入
作 通笑
者 可笑
画 清長
(紋) 永寿堂 馬喰町二丁目 西村屋与八版
【左ページ本文】
こゝにぜんしんぼう【善心坊】といふしゆつけ【出家】ありさけものまず
としはより【年端より】すみのころも【墨の衣】でいまどのさいぎやうと【今戸の西行 という通称?】
いふみなれはおしいほしいのよくも
なければてんねんごかい【五戒】をたもち
されどもなにもしらぬゆへ
百まんべん【百万遍念仏】のおんどばかり
とりせめてしゆつけのみで
すこしなりともせつほう【説法】をと
おもへどもほんの
これかてつほう
なり
【挿絵内立て札】
説法
御□御のぞみ
次第御気に
より説申候
善心和尚
月日
【挿絵内】
きによりて
ほうをとくもちと
ちやぶくろ
のちゆいで
あろふ
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