翻刻
さてとみなさまよふごさんけいなさり
ましたときにせつそう【拙僧】は八しう【八州廻り=関東取締出役?】の
おかたがてうもんなされてもだいじ
ござらぬいづれもぬけめのない
そしがた【祖師方?】そしつては【誹っては】くちが
まがりますくちがまがつ
てはだんぎもできずまづ
そこの所はたなへあげておき
ますさて人はとんちのれい
じや人としてちうかう【忠孝?】の二ツ
いわずときかずとこれをしらぬの
しよろまもないものおふやけの【公の】
ごはつとはきつとまもり【御法度は急度守り】ひの【火の】
よふじんかたいせつ【用心が大切】くそふ【愚僧?】などは
ひうちばこへみつ【水】をかけます
こればつかりぐそふ【愚僧】が一ツのじまんで
ござるふるいせりふにきんげんみゝに
さこふ【金言耳に逆ふ】又は人のもふす【申す】ことを
わるふもふす人のきにさかろふては
とんといかぬいけん【意見】がましい
ことはいつかふまふさぬ【一向申さぬ】
かよふもふせはとふか
おつゝけべつたりうち
またかうやく【内股膏薬=節操のない事やその人】おま□
けいはくねいしん
ものともおもはつ
しやろうがしやか
によらい【釈迦如来】のおしへ
のとをりみなさま
のきのとをり
ほふをときます【法を説きます】
【挿絵内】
さんけいの
めん〳〵【参詣の面々】
そくさひゑん【息災延命】
めい千ねんも
すぎてごく
らくおふ
じやう【極楽往生】
な
む
あみだ〳〵【南無阿弥陀】