翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

花の春上手談義 2巻 - 翻刻

花の春上手談義 2巻 - ページ 6

ページ: 6

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ときにわかいむすこ とのゝよしわらへ いきたかるもむり ともおもいませぬ あれかすなはち ごくらくのてみ せ【出店】てござるくせい のふね【「弘誓の船」=生死の苦海を渡って涅槃(ねはん)の彼岸に至らせる仏菩薩の救いを船が人を渡すのにたとえた。】はちよきふね【猪牙舟=江戸の明暦の大火以後、江戸市中の河川などで広く使われた小舟。】あり 九ほんれんたい【九品蓮台】はよつてかご とうもんか大門口すがゝき【「清掻」=和琴(わごん)の奏法の一つ。】の をとりおんがくときこへばい□ のかほり八もん〳〵にてちう そん【中尊=中央に立つ尊像。三尊仏(観音・阿弥陀・勢至)のうちの阿弥陀仏。】にせんせいふたり かむろ【禿】がくわん おん せいし【観音勢至】しんぞう【新造】あまたを二十五の ぼさつ【菩薩】と してよふかふありて むかへ たまふ とのほん たなへ おう じやう【後出の「往生」は「をうじやう」ですが、ここも「おうじやう(往生)」とみていいのでは。他の言葉で仮名遣いの乱れがまま有りますから。】 するの ちや うそ をつい ては こくらく をうじやう【極楽往生】は なりませぬ よい所じやと うた かい なく【疑いなく?】こしやう【後生】 をすいふん ねか  わ しやり  ませ 【挿絵内】 たいぎ はい〳〵