← 前のページ
ページ 26 / 111
次のページ →
翻刻
吐即化為神号_二之 ̄ヲ金山彦_一云〻或曰初不破郡府中村に祭り
奉る後郡の南仲山に移し奉る故南宮と申奉る一条禅閤
歌〽名も高き南の宮のちかひとて山のひかしの道ぞたゝしき又曰
玉椿の神木あり新拾遺集に行能〽美の山のしら玉椿いつよりか
豊の明にあひ初けんみぬのお山みぬの中山なとも此南宮山より
西関ヶ原まて山続きをいふ古歌あまたあり就中新古今集
伊勢〽思ひ出やみのゝ御山のひとつ松ちきりし事はいつもわすれす
続古今定家〽色かはるみのゝ中山秋越て又遠さかる相坂の
関 藤川の記に云此山に天人影向あるによりて人来(ヒトク)の松とも
名付侍るとかや〽まれにきてみのゝお山のまつのうき嬉しき身に
も天の羽衣云〻
伊吹ノ明神 《割書:不破郡伊吹村鎮座野上より北へ入程近きよし|》藤川記〽又来んといふ
きの山の神ならはさしも契りしことなわすれそ
洲俣川 《割書:安八郡墨俣也|》同記〽鳰鳥のすのまた川に月沈は顕風わたる
波のした道
舟木山 《割書:多岐郡多度山の梺白石の里にあり今の養老寺の北なる舟圖【器?】山は此舟木|山のあやまりならん》
後拾遺集右大弁通俊〽いかなれは船木の山の紅葉はの秋は
過れとこかれさるらん《割書:藍染川に浮へる舟木の山なれはならし|》
宇留間 《割書:各務郡志美?間鵜沼なとも書よし里俗の訛言に笑に絶たり|》同集源
重行〽東路にこゝをうるまといふ事は往かふ人のあれは也けり
尾墳邑 《割書:多藝郡今大塚と云此辺いにしへ塚のみ多かる所謂篠塚福束なと
或云徹書記の配所也と東福寺の書記ノ僧正徹は歌人なりし
【右頁書込み】
《割書:北美濃ニ北|山アリヨリテ》
《割書:此山モ南山ト|云ケン委クハ》
《割書:南山宮ノ略|カ北山ハ中郷》
《割書:村三倉村ノ|辺ナリ共ニ》
《割書:西山筋也|戸田侯領》
《割書:西山筋ニ川|合村寺本》
《割書:村ノアタリ|ニ中山村アリ》
《割書:是等ニヤ|》
《割書:ウキスカヘリニ曰|前?大僧正》
《割書:旭海|まつぞまつ》
《割書:みのゝ御山の|若かへね》
【左頁書込み】
《割書:ふし足按に|此文和歌》
《割書:の奇事を書て|》