翻刻
?而押大?(朱字 鞁)に而六連嶋ゟ出船す福岡人数も若松沖
より?を立太鞁を打倆之ことくに漕出す唐船七艘漂泊之
所へ押寄る巳の刻頃より天気弥晴海上静に而惣船勇て押
寄先一番に筑前之一手浦船五拾余艘一面に並び御
船印を立浦舟一艘に浦水主六七人宛に乗竹棒を手に手
に持御手加子の者は長き竹にすごき紙之麾を持五拾
余艘之船より舟ばこをたたきて声を揚て追掛る
其次に小船頭六人六艘舟に乗躰?に股引着に而
鯨舟六艘より五拾艘之浦船を下知し漕廻る尤赤祢の御
船印を立つ其次に股浦船拾弐艘御船印(朱字 印)を立壱艘に
「左帖」
足軽弐人宛乗り鉄砲を乗せ銘銘棒を持足軽頭之乗
船之はなに並び一組一組之相印を立其後に足軽頭大船
六艘組之足軽拾人宛引連石餅付の対之羽織着陣
笠たすき股引にて小筒に玉薬を込早がう皮袋(朱字 どうらん)切火
縄に而表之かきたつの上に居置自分自分の幕を四角に張りて
前には足軽を立頭には着込に陣羽織股曳躰?或は陣
笠家頼家頼には単笠対の羽織を着袖印を附中白の御幕
走らかし?には?(一字消す)赤祢の御船印立(朱字 立)対の陰向甲指物張に行
鉄砲熊手鳶口等を飾り?(朱字 て)相向ふ唐船手むかひを
致さば鉄砲を打掛乗り取る用意をなは其次に大船