翻刻
より切て同裏たる紙をは指■■のとをりより切て可■
《割書:秘に|》又刻裏と云て帋を横に折て二にひきさきて先如前竪に裹て
かもうさきに不結して其上を横盛に押重て其上をかもう
さきに可結い前立紙横紙の二重に紙重て可結
一 軒と木のあひ縁ひわにおも柱より一丈五尺 木と木の合二丈也
前座せはくは一丈八尺迄木と木のあひをは可極も時は軒と
木のあい一丈三四尺にも用なり一丈八尺木と木のあひをは植ぬ
物也又云うひろ縁ならは軒と木とのあいを見はからひて可植
一 木植るには少そらして可植と直には後にこゝむ也
一 皆木を植る事は内裏仙洞公方或は関白又は鞠の家の人
なと御植てそれより下たる人はい■■の植《割書:皆松皆柳の但此両儀之外|》
一 艮(うしとら)巽(たつみ)乾(ひつじさる)梅を植て乾(いぬい)に松を植たらは皆木に不順艮巽
乾に梅を植て坤に松を植たらは皆木にて准松は乾に植る物なれ
共坤に植れはかりの心も皆木に准るなり■別本植共三本植共
て可有此四本の木各是に可准
一 着座の時は右の足を下に左の足を上に左右の足■のとをりにて足
を組て置也難波流には 左の足を下に右の足を上に組也難波飛
鳥井は兄弟の流也鷺■は弟にて御入候共此足の組様の四善に
勝けり當流に被成候也
一 かゝり人お時より扇をは左の手に揚て到着座の時も一持ゝ右の膝
■座の下に置也畳或■座るれは
後にも右のそばにも置て又武家の人は刀をさす■■に副て扇
■■う■を一所に■にも置く也刀のさきを■の■ヘス■べからず
束の方
軒に向て可並ぶ貴人の方へ刀の先を向ぬ事也
一 鞠を蹴はてゝは座になをりてやかて扇を左の手に持此持心ハ鞠落
て
我前へころひ来ハ其扇は押■るへき為也扇の先もつくへから■