翻刻
【右丁 文字無】
【左丁】
本草図譜巻之十九
東都 岩崎常正 著
隰草類
金盞草(きんさんさう) きんせんくは
人家(しんか)に《振り仮名:栽|■ゆ》#1実を下(くた)して生(せう)す
葉(は)は萵苣(くはきよ)《割書:ちし|や》#2に似(に)て小く叢(さう)
生(せい)し夏秋の間 茎(くき)高さ三寸
許(はか)り梢(こすへ)ことに花(はな)を開(ひら)#3形(かたち)旋(せん)
覆花(ふくくは)《割書:をく|るま》に似(に)て紅黄色(くうわうしよく)#4
半開(はんくはい)なること盞(さん)の形(かたち)の如(こと)く
実(み)の形 屈曲(くつきよく)して虫(むし)に似(に)たり
#5金盞草