徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

越後地震由来 - 翻刻

越後地震由来 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

下女や子どもは盆正月はいつち悪ひか縮緬帯よ 銀のかんさしへつこの櫛よ開帳参りの風俗見 れば旦那様より御供の立派夫はまたしも大工 の風ぎ結城の綿入博多の帯よ紺の股引白足 袋はひて朝は遅ふて休みか永ひ作料増ねは 行事ならぬ酒は壱日二度出せ抔と天を恐ぬ 我儘はかり日雇人迄夫見習ふて出入旦那も御 不沙汰ばかりやつと一日顔指出すさへも機嫌 とらねは日半遊ふ夫に順して町屋の普請 たがへ美々敷せり合故に二重垂木に赤金ま きて家根はしのかや柱や桁は櫬つくめの 造作見れば御殿廻りか宮拝殿か前を通ふるも 肩身かすほむいかな困窮の年からにても年 貢家賃の用捨はあらし少し下るとみせ追