翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [6] - 翻刻

俗語之種. [6] - ページ 25

ページ: 25

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人命を助け赦ひ昼夜暫時も御休足だに ある事なく 御城下町を 御見分あり其夜 よりして当座を凌くべしとて幼少老衰の 無差別壱人別にそ白米を被下置近在近郷にて 少しも災害の薄き処へ人歩【にんぷ】被 仰付御焚出を もつて御賄被成下置万端難キ有 御意之程冥加 至極言語に絶たる事ともなりと 山中岩倉山抜崩れし場所へは郡御奉行 《割書:磯田音門未年迄御預所|町御奉行兼帯御屋鋪殿町》 諸役人を引連れて御出張あり彼の湛し水の 面に浮み度〻廻りして有ける家を助んか為に 自ら船に進み変化にして俄に湖水をなせし処の 危も忠と仁とに船乗寄せ漂〻たる家蔵を繋き 留め〳〵岩のはさまに生茂る大木に繋き留させ 人民の歎きをなくさめらる附随ふ人〻を始メ 民百姓歓ひ仰といへとも四月十三日一段の急波に 縄悉く切れて流失するとかや 犀川筋小市渡船場の少しく上ニ而岩石抜崩 川中に押出し又地中より泥砂を吹出し 川中に小山をなす小市渡船場の川筋譬は