翻刻
此上差支の者は可申出旨被 仰渡同村穀屋新兵衛
儀身元且は心掛もよろしく候につき当分の
間百文につき白米壱升売可心掛旨仰
付けられ此大変にて市町焼失ひ日〻飯米
に狼狽たる事貴賎おしなへて困意なり
しを全此売捌によりて満足したる事
仁とや 言へし 慈悲とや 言へし
後代に至とも其賢と恩沢を貴み
敬へし
尚其余の恵恩を尋て後巻に出すへし
中之條 中野 御支配所 松本 上田
同御分家 椎谷 飯山 善光寺 右
御領分 御救御手当の広太にして
冥加至極難有 松本 上田 御 領主様
におゐて往来の旅人へ御救の難有事とも
御代官様方 御領主様方 御意痛させ
給ふ事とも前後軽重あるをもつて
後巻に譲るにはかつてあらされとも此
書を記るす事の大概は二十四日大災を