翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

麗斎叢書. 20 - 翻刻

麗斎叢書. 20 - ページ 24

ページ: 24

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信仰して種々の器械を製造なす事とは なりし也大砲何程用意なす共人力に 非されば用をなさず人を撰す器械の みを恃一朝の事あらハ重大の砲銃悉く 夷賊の物とならん大船も同様なり数万の金 銀を費し賊の援をなす事慨嘆するに 堪たり前条にも記せし通火器の機工 大船の乗方ハ幾十年工夫習学なすとも 異邦に及へからず兵法にも致_レ 人而不_レ致_二 於人_一 ̄ト 云り當今の有様事々物々人に 致さるゝの極ニして実ハ彼か奴隷と成 しも同し挙動也扠西洋流と唱へ是亦 調練ケヘル備へなりて横行に云廻る輩実ハ 三匁玉の鉄砲をも玉込ニてハ打掛し事 無き人八九分成へし是迄火縄筒にて 打覚し人々ハ西洋流の雷火燧石を用る共 元より丹練せし事故一廉用をなすへし 然るに玉込の五度か七度も致せしものも 小手袖こはぜかけ【小鉤掛】の服を着しケヘル筒を 肩にさへすれば武術ものと唱へ自分ニも 是ニて事足りと思へる人百が中八九分 なり其中には用立や用立間敷やと思ふ 人も有べし流行故立身発達の為ニも 成べしと欲心にて為者も有へし又ハ一向