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信仰して種々の器械を製造なす事とは
なりし也大砲何程用意なす共人力に
非されば用をなさず人を撰す器械の
みを恃一朝の事あらハ重大の砲銃悉く
夷賊の物とならん大船も同様なり数万の金
銀を費し賊の援をなす事慨嘆するに
堪たり前条にも記せし通火器の機工
大船の乗方ハ幾十年工夫習学なすとも
異邦に及へからず兵法にも致_レ 人而不_レ致_二
於人_一 ̄ト 云り當今の有様事々物々人に
致さるゝの極ニして実ハ彼か奴隷と成
しも同し挙動也扠西洋流と唱へ是亦
調練ケヘル備へなりて横行に云廻る輩実ハ
三匁玉の鉄砲をも玉込ニてハ打掛し事
無き人八九分成へし是迄火縄筒にて
打覚し人々ハ西洋流の雷火燧石を用る共
元より丹練せし事故一廉用をなすへし
然るに玉込の五度か七度も致せしものも
小手袖こはぜかけ【小鉤掛】の服を着しケヘル筒を
肩にさへすれば武術ものと唱へ自分ニも
是ニて事足りと思へる人百が中八九分
なり其中には用立や用立間敷やと思ふ
人も有べし流行故立身発達の為ニも
成べしと欲心にて為者も有へし又ハ一向