翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

麗斎叢書. 20 - 翻刻

麗斎叢書. 20 - ページ 59

ページ: 59

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るいと艦を少し動したらバ岳の方では びつくり仰天町半鐘を打といふ事を諸 向へ觸出したと云事じゃ一向わけが 分らぬ螺さんなせ半鐘を打と云事じや 惣体軍の時ハ町半鐘を打と云法か有か え螺貝ヲゝヨ乱たる時は鉞を用ひず釼 戟を以て切り鎮め世を治め又能世の治り し時は楽を以て民の心を和めて其 楽器の五ツを作りて第一ニ演【?】と云五笛 を作りて是ハ北なり水の音にして五音 には羽と云唇の音と此聲ニ深く思ふと いふて思ふ事を司とりて又南を信と云 に造り火のこゑニて陽氣よく養ふ木 とす歓ひ慕ふ事を司る萬物を和せ しむ音拜【聲?】じや敢【鼓?】ハ東ニ属す東ハ日の 出る地秋氣発生する方角故蝶【ママ】蝀【螮蝀=虹】東に ある時は指さす事なし蝶蝀は西に属して 萬物盡殺と陰聲ニして都而別断と いふて強さをたつ時に取てハ秋の事 陰鬱の氣たる故ニ太鼓又震雷といふて 軍の時敵に責進而太鼓打て掛りまた 味方ニ引揚る時には鐘を鳴らして味方