翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

麗斎叢書. 20 - 翻刻

麗斎叢書. 20 - ページ 65

ページ: 65

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出来す香餌の下には掛巣多く集る 重恩の下には勇士出来る士を軽くするも 賞の軽重ニ有と高名手柄も其時に 随ひ思ひ恩賞なくてハ皆動かすと調 練元ゟ第一の事なれば又国用を足すに 理ある故に役人を撰ミて内の事を足すも 一ツの軍法なりしかし余り噺に氣を 奪われ口から出ほふだいの事云ニ定めて 螺を吹といふて有ふ此噺ハ海の事ゆへニ 皆〳〵聞流しにして水にして貰ふ事 時に何合戦の時に風の模様ニよりて 風上より火をかけ敵を燒討にする 工夫か第一じや其火を懸るも時に取日 に取あり時取あり共天の燥なりといふ 日取とハ天の二十八宿の中箕宿壁【宿】翼  宿幹【ママ、軫】宿の四星の配當の日取を用ひ都而 晝の吹出す風ハ久しく吹夜の風ハ早く 止むと心得敵艦の風上より燒討を仕 懸る時は此火に夷賊の心を奪われ 自然燒討の方か空虚ニ成其図を 見込て味方より大筒小筒を船の水 際を眼當に打立すきまなく打すゝめ