翻刻
たしまざる故(ゆゑ)なり頃日(このころ)川(かは)上(かみ)宗(そう)匠(しやう)か
許(もと)にて。船(ふな)橋(ばし)が家(か)製(せい)の菓(くわ)子(し)話(わ)
一(いつ)冊(さつ)を見る。即(すなは)ち携(たづさ)え帰(かへり)て。目(もく)次(じ)
に従(したがつ)て製(せい)し試(こゝろ)む。所謂(いはゆる)是(これ)も亦(また)菓(くわ)
子(し)に酔(ゑひ)たるにやあらむ
庚子此冬 玉池の隠者
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【刊記】
天保十二丑年春 芝神明前
尚古堂 岡田屋嘉七
東都書林 同三番町
甘泉堂 和泉屋市兵衛板