翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

目さまし草 - 翻刻

目さまし草 - ページ 39

ページ: 39

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必ず気力を耗(へ)らし知覚(きおく)を失ふといへり 一書此物 過服(のみすご)せば必す害あり記臆(きおく)意識(いしき)を損し或は昏憒(こんくわい)眩(けん) 暈(うん)を発すこれは他の故にはあらず能く神経(しんけい)に透徹(たうてつ)して真 気を耗消(へら)すを以てなり世人これを省(さとら)ずして常用のものと なし暫くも手と口とを離さず余を以て思ふに恐くは強壮 なる者をして怯弱(きようじやく)ならしめ遂には其天年をしゞむる ならん摂生(ようじやう)の人よく〳〵省(かへり)み思ふべしとぞ  《割書:此余和蘭の諸説大同小異正編に尽せりこれらは薫煙の過|服を戒めしなり漢説と相似て又実理の精を加ふるものあり|よく〳〵考ふべし》 目さまし草終 清中亭主人観予■【門以ヵ】下所記蔫録 附余一本請上梓名以是有正編之 羽翼而拡家翁諄々之心者也然文 理未貫考証猶疎不可助出以■【尓ヵ】人 ■【享ヵ】亭主固請不已因謀御同志校 正免筆乃経家翁検見■■【以授ヵ】■■【厚善ヵ】 亭主以粥蔫為産本■【気言会ヵ】弁蔫之 功害以及人歟嗚乎蔫之書現也