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【右ページ下、本文】
弥二郎はきんしよの材木や
のむすめをなかふ
とくちにかゝり
やふすをはなしに
来りのみこませける
さきは二十が所の
家持だいいちむす
こどのがはつめい
あきないにせい
だしそのうへうたい
でもつゞみでも
人からはよしおふ
くろさまかけつこう
じん【結構人】あちらをむいて
御出なされといへば三
ねんても四年でもむい
てござるおいてなされは
おしやわせしはいは
三けん
なから
ひい
き
で
【左ページ上、本文】
ふたおや
ながら弥
二郎がだい
のてつほう
とはしらすうまいものゝおやかたと
おもひ五百両じさんのつもりにて
そふだんきわめるいませけんにて
【左ページ下】
まい月二けん
できて
ころふ
しろなん
ても
おまへ
のすき
しやと
あやなす
【盃を乗せたお膳の上】
なかふ
とくち
といへ
とも
【お膳の下】
なかうとのみな
うそをつくには
あらすこの弥二郎が
なかうとよりいふなり
【台詞、右ページ中ほど】
もんちり
めんのはらい
ものをおとり
なさらぬか
弐分づゝ
じや
【女中ので台詞、左ページ左下】
御そうだんか
きまつた
そうだ